ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

2024年09月01日 | コメディ映画
2008年公開の映画の紹介です

監督は、ベン・スティラー。
R指定の、アクション+超ドタバタコメディ映画です。
主演・出演は、ベン・スティラー、ロバート・ダウニー・Jr、ジャック・ブラック、
ニック・ノルティ、マシュー・マコノヒー。



(あらすじ)
冒頭で、この映画の中の俳優の映画予告が幾つか流れます。
タグ・スピードマンは人気シリーズが落ち目で、
知的障害のある役の映画もコケてしまいました。
タグが主演で、ベトナム戦争を題材にした『トロピック・サンダー』を撮影するも、
上手くいかず費用ばかりかかる始末です。
気後れしている監督に原作者の元軍曹が強くアドバイスし、
主演俳優たちは東南アジアのジャングルに連れて行かれます。
一同から携帯を回収しゲキを飛ばす監督ですが、なんとその場で爆死してしまいました。
ところが出演者たちは「よく出来てる演出」と褒め、あちこちに用意されたカメラを意識しながら演じ始めるのです。
しかしこの映画の為に黒人になりきっているカークは、どうもおかしいと気付き始めます。
タグは演技を続けると言ってきかず、一人で川を渡ってしまいました。
そしてタグは本物の武装組織に拉致されてしまうのです。
それでも撮影と信じて演技を続けるタグでしたが、タバコの火を押し付けられてモガキます。
その時、武装組織の一人が、タグを見てある事に気付くのです・・・

********************************************
他の映画のパロディもありなので、映画ファンは更に楽しめます。
しかもカメオ出演に、トム・ハンクス、トビー・マグワイア、
ジョン・ヴォイト、ジェイソン・ベイトマンなどなど!!!

この映画でカーク役のロバート・ダウニー・Jrは、
アカデミー助演男優賞にノミネートされています。

カーク役以外に、誰だかわからない容姿で怪演する俳優が一人おります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
一番下の写メの方、スピンオフの計画があったようですが、
どこへやら・・・

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「許されざる者」

2024年08月31日 | 日本映画
2013年公開の日本映画の紹介です

監督は、李相日。
イーストウッド監督の同名作品のリメイク、時代映画です。
主演・出演は、渡辺謙、柄本明、柳楽優弥、佐藤浩市、忽那汐里、
小池栄子、近藤芳正、國村隼、滝藤賢一、小澤征悦、三浦貴大。


(あらすじ)
江戸から明治へ侍の時代が終わる頃、新政府・幕府の残党狩りは執拗でした。
1869年(明治2年)、蝦夷。
雪原の中、新政府征討軍はある男を追っています。
しかし浮浪者のような男に次々と殺され、男は食べ物や飲み物をあさっていました。
1880年。北海道、鷲路村。
ある夜娼館で女郎の一人がたくさんの切られ疵を追う事件が起きます。
警察署長の大石一蔵が現場に着き、縛られている男2人に話しかけます。
馬6頭で示談すると、女郎のお梶は大変な剣幕で怒り出しました。
一方、幼い男女の子を育てながら畑を耕す釜田十兵衛は男に声をかけられます。
昔の仲間、馬場金吾で、
「娼婦たちが女郎を切り刻んだ男2人に多額の賞金を懸けた。」
一旦は断るも、十兵衛は妻の墓に花を手向け支度を整えると金吾の後を追います。
途中、道に詳しいという五郎が加わり、3人は鷲路村を目指します。
すると屯田兵がアイヌの部落で暴力をふるっているのを目にしました。
木の陰で覗いている金吾が「関わらないほうがいい」というも、
五郎は飛び出して行ったのです・・・

*************************************************
なんと、初めて観ました(大恥っ)。
クリント版は何度か観ているんですけどね。
流れが同じなのでラストは安心して観れました。

この映画は日本アカデミー賞で、
「最優秀撮影賞」「最優秀照明賞」、
「優秀主演男優賞/渡辺謙」「優秀美術賞」「新人俳優賞/忽那汐里」の受賞があります。

ジャパンアクションアワード2014では、
・ベストアクションシーン(十兵衛VS20人のシーン)
・ベストアクション男優(渡辺謙)
・ベストアクション監督・コーディネーター
などの受賞があるようです。

≪ ジャパンアクションアワード ≫

日本国内での、映画・テレビドラマのアクション作品、俳優、スタッフを対象とした賞です。

ご紹介の映画は第2回の受賞でした。

第1回の2013年は、
・ベストアクション男優/最優秀賞・佐藤健(るろうに剣心)
・ベストアクション女優/最優秀賞・武田梨奈(デッド寿司)
他に「ベストスタントマン賞」「ベストスタント賞」があります。

同じタイトルの日本映画があります。

「許されざる者」(2003)
監督:三池崇史
出演:加藤雅也、北村一輝、根津甚八、津川雅彦

ご視聴の際はお間違いのないように!!




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
日本としての設定も良くて、別物で楽しめました

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「デューン 砂の惑星 PART2」

2024年08月30日 | SF映画
今年3月公開の映画の紹介です

監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
これでもか、という豪華なキャスト、シリーズ第2弾の長編、抒情詩的SF・ドラマ映画です。
主演・出演は、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、
ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、
デイヴ・バウティスタ、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ、
アニャ・テイラー=ジョイ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、
ハビエル・バルデム。


(あらすじ)
『帝国暦10191年。追記その3.
アラキスの闘いは突然で、目撃者は皆無
ハルコンネンの攻撃は一晩中続き、アトレイデス家は滅びていた
皇帝は無言、息子同然のレト公爵を見捨てたのだ』(皇女イルーランの手記)
----------------------------------------------
アトレイデス公爵家の後継者・ポールは、母/レディ・ジェシカと共に砂漠で追手と闘い、
その後フレメンの部族長・スティルガーに住処へと案内されます。
フレメン数人は2人をスパイと疑いますが、
スティルガーは“救世主”と予言されたと断言するのです。
ジェシカは老齢の教母から受け継ぐよう言われ、
その後ポールと別れて教母として南を目指すことになるのです。
スティルガーはポールにフレメンの名を与えようと提案し、
“ポール・ムアディブ・ウスール”と呼ばれるようになるのです。
フレメンの一員として課題が出され、ポールは巨大な砂虫の手名付けに成功しました。
一方、フレメンの敵、ハルコンネンでは、
兄・ラッバーンに変わって、異常な才覚のフェイド=ラウサが統治することになるのです・・・

*************************************************
抒情詩的・大河なので、1作品目は155分、
気を引き締めてみた2作品目は166分でした。
前作では頼りなげなポールも、後半はすっかり凛々しくなりました。
フランク・ハーバートの小説が原作で、
改めて読みなおしたいと思いつつ、公開されてしまいました。

2部作となっていましたが、「Dune: Part Three」はあるようです。

フェイド=ラウサ役は、観ながら
「誰だっけ、誰だっけ・・・あっ、エルヴィス!!」
の、オースティン・バトラーでした。
スキンヘッドで、ハマってましたねぇ。

予備知識なく観ましたので、アニャ・テイラー=ジョイの登場にも感激でした。

あらすじは簡単にまとめましたので、
ご興味の方は是非「 Part 1」から。




お立ち寄りと応援ありがとうございます
1985版も再見したいんですが・・
189分でどうまとまったのか知りたいです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「aftersun/アフターサン」

2024年08月29日 | ドラマ映画
昨年公開の映画の紹介です

監督は、シャーロット・ウェルズ。
監督自らの経験が基になっているらしい、ドラマ映画です。
主演・出演は、ポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン=ホール。


(あらすじ)
1990年代後半。
トルコ、リゾート地オルデニズ。
離婚している30歳のカラムは、11歳の娘ソフィと共に休暇の為訪れます。
ホテルに着くなりカラムは電話を架け、ツインのはずがダブルベッドになっていると話します。
しかし対応が悪く諦めることになり、ベッドはソフィに譲りました。
プールや海など、毎日楽しく過ごすようカラムは気を配ります。
ソフィは自前のカメラで、インタビューを交えながらカラムを撮影していきます。
ある時カラムとソフィがビリヤードを始めると、若い男性2人が入りダブルスで遊びます。
「妹さん、上手いね。」
そう言われたカラムは父親だと話し、ソフィは笑うのでした。
休暇が終わりかけたころ、ソフィの企画にカラムが乗らず、
別々の行動になってしまいました・・・

***************************************************
20年後の、父と同じ年になったソフィの視点で描かれているようです。

批評家たちから絶賛の映画で、たくさんの賞を受賞・ノミネートがあり、
SNSでもいい評判のようですが、
観ていて息が詰まりましたです。
ソフィア・コッポラ監督の「SOMEWHERE」と状況が似ていまして、
やはりどちらも淡々と進む感じです。

原題も同じ『Aftersun』。
意味は、「日焼け後」です。

アカデミー賞では「主演男優賞/ポール・メスカル」のノミネート、
ゴッサム・インディペンデント映画賞では「ブレイクスルー監督賞/シャーロット・ウェルズ」を受賞、
そのほか、たくさんの映画批評家協会賞で受賞とノミネートがあります。

配役の、カラム役ポール・メスカルと、ソフィ役フランキー・コリオはとても良かったです。
フランキー・コリオは、約800人が参加したビデオオーディションと、
対面で行われたキャスティングセッションで選ばれたようです。
演技経験がなかったらしく、これからが大変楽しみと思います。

ポール・メスカルは、今年秋公開予定の「グラディエーターII 」の主演で、
こちらも大変楽しみです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
自叙伝系は・・・ノリは気分次第です

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「メメント」

2024年08月28日 | スリラー・ミステリー映画
2001年公開の映画の紹介です

監督は、クリストファー・ノーラン。
『オススメ映画』にほぼ必ず挙がる、超難解なスリラー映画です。
主演・出演は、ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ。



(あらすじ)
≪カラー≫
レニーは目を覚まして、どこかのモーテルにいる事を確認します。
妻の殺害事件で犯人から強打され、レニーは新しい記憶が少ししか残らない病気を患っていました。
レニーは自分にルールを決め、ポラロイドで写真を撮るとすぐに人物や場所などを書きこみます。
そして中でも重要な事実は、すり替えられないよう体に入れ墨で彫ることにしたのです。
シャツを脱ぐと、胸の真ん中に
“妻を殺した犯人は、ジョン・G”と彫られています。
“テディ”と書かれた写真を裏返すと、“殺せ”と書かれていました。
その後モーテルの受付と話している最中にテディがやってきて、
車で2人はある場所へ向かいます。
--------------------------------------------------------
≪モノクロ≫
レニーは受けた電話で刑事と話し、手元の書類を見ながら妻殺害の事実を確認していきます。
麻薬が関係していることを知り、レニーはメモに“事実5 麻薬に接触”と書きこみます。
しかし、腕のガーゼをはがすと、
“電話に出るな”
と彫られていて、レニーは慌てて電話を切るのです。

********************************************
この映画は、モノクロとカラーが同時進行し、時系列が入りくりしています。
観ている方も、レニーのメモやポラロイドを頼りに混乱を回避していきます。

原作は監督の弟・ジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』です。
映画の原題も“memento mori”
意味は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句のようです。
芸術作品のモチーフとしても広く使われています。

この映画は、アカデミー賞では、
「オリジナル脚本賞」「編集賞」にノミネートがあり、
インディペンデント・スピリット賞では、「作品賞」「監督賞」を受賞しています。

≪ おまけ “メメント モリ” としてのアート ≫

※ 映画には関係ないです。

ほぼモチーフの主体は『骸骨』
14~15世紀頃に描かれた「死の舞踏」が有名。
16~17世紀には静物画に骸骨や枯れていく花が描かれる。
18~19世紀には、半身が人間で半身が骸骨というデザインの小型オブジェや彫像が登場。
現代では、頭蓋骨に8000個以上のダイヤモンドを敷き詰めた、ダミアン・ハーストの「神の愛のために」など。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
大昔の所見の時は、なぜこの映画が評価されるか全くわからず
数年後、再度挑戦した時は、し~~~~~~っかり観ました
分かった時はバンザイでしたよ
後で閲覧したウィキペディアにはその事実が既に書かれていて、
先に知らなくて良かったと思いました

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング